にほんの暦(二十四節気七十二候)
みなさんは、日本の季節をいくつに分けることができますか?
やはり4つでしょうか。
それとも月ごとに12個でしょうか。
でも、昔は24つの季節に分けていました。
それが二十四節気(にじゅうしせっき)です。
二十四節気というとあんまりピンとこないかもしれませんが、立春、春分、夏至、秋分、立秋、冬至、大寒っていうと聞き覚えがあると思います。
あれも、二十四節気の中の一つです。
24つも!という感じもしますが、実はそれを更にそれぞれ3つに分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」という暦まで存在します。
これらはもともと中国で作られ、日本に渡ってきた暦です。
そのため、そのままでは日本の季節にうまくあわなかったため、少し手をいれられた日本の七十二候があります。
そして、この七十二候がとても面白い!
例えば、5月中頃からは、「竹笋生(たけのこしょうず)」たけのこが出てくる、という名前ですし、10月中頃からは、「菊花開(きくのはなひらく)」、菊の花が咲くという意味の名前です。
季節を本当にそのまま指し示すような単純な名前です。
でも、この季節感あふれる暦が本当にいいと思いませんか。
この七十二候は365日を72区分にするわけですから、約5日に1つの区分になります。
と、いうことは5日ごとに移り変わる季節を感じていたということです。
こんな風にちゃんと季節の移ろいを感じられるようになりたい。
正直、自分自身こんなに季節感をしっかりと持った生活はできていません。
七十二候を参考にしながら、日本の72の季節を感じていきたいと思います。
しかし、全部やるとなるとなかなか大変。
ぼちぼちやっていきたいと思います。
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